今回は＜女装コンテスト第2話＞です。CCSとオリジナルのコラボです。後、最初に言っておきますが、オリジナルキャラクターと女装が苦手と仰る方はお読みにならないで下さい。それ以外の方は下記からお読み下さい。

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＜女装コンテスト第2話＞

小狼「な、何だって～！勝てる気がしないな！出るのは止めにしよう！」

知世「李君、まだ、何もしてらっしゃらないのに、何を仰るんですか？勝てる策はきっと、有りますわよ！」

小狼「本当か？」

知世「絶対、大丈夫ですわ！今、策を思いつきましたわ！」

小狼（コイツを信用、出来るか！）

桜「ホントなの？知世ちゃん！」

知世「ええ、勿論ですわよ！さくらちゃん！女装しても、本物の女の子と変わらない男の子を探すんですわよ！さくらちゃん、李君、お手伝い宜しくお願いしますね！」

桜「うん、解った！」

小狼「何で俺が手伝わなくちゃならないんだ！こんな事、本城に手伝わせばいいだろ？大道寺！」

知世「勿論、彼にも、お手伝いして頂きますわよ！」

真「えっ！？でも、もし、見つからなかったら、どうするつもりなんだよ？」

知世「まぁ、その時になってみないと、判りませんわ！」

　知世は妖しい笑みを浮かべながら言った。

エリオル「僕に提案があるんですが？上位に残った人が女子とデートし放題というのはどうでしょうか？」

　エリオルはいきなり、とんでもない事を言い出したのである。

小狼（はあ？いきなり、何て、とんでもない事を言い出すんだ、コイツは？）

エリオル「こう言えば、皆さんはやる気になると思って、言ったんですよ？李君！」

小狼「うっ、だからって、こんなの駄目に決まってるだろ！」

知世「別に良いのでは？李君！皆さんはやる気になっている様ですわよ？」

　知世の言う通り男子生徒達はやる気になっていたのである。

小狼「そんな、いいかげんな事があるか！」

真「そんな、むちゃくちゃな事があるもんか！」

　小狼と真はこの現実を信じたくないのである。

男子生徒A「俺は優勝したら、佐々木と付き合うんだ！」

男子生徒B「三原に山崎が居るのは関係ない！俺は優勝したら、三原に告白するぞ！」

男子生徒C「李に木之本は勿体無い！俺は優勝したら、李から木之本を奪ってやる！」

男子生徒D「僕は実は大道寺さんの事が大好きなんだ！優勝したら、声掛けてみよ？」

　男子生徒達はとんでもない事を言っている。それを聞いた利佳は困った顔していた。だが、千春・桜・知世はというと、小狼・山崎・真にこう言ったのである。

千春「さっきは出なくて良いと言ったけど、私を助けると思って、山崎君に出てくれる？」

桜「ねえ、小狼君！お願い出て！」

知世「真君、出て頂けたら、私は皆さんに内緒でデートして差し上げますわ！」

山崎「うん、良いよ！」

小狼「あ、ああ、解った！」

真「あ、有り難う！ともよちゃん！」
（嘘でも、嬉しいよ！ともよちゃん！）

知世「李君と真君の衣装は私が作らせて頂きますわ！なので、学校の帰りに私のお家に来て下さいな？」

小狼「わ、解った！」

真「うん、解った！」

桜「私も、お手伝いするよ！」

知世「有り難うございます！さくらちゃん！」

　学校帰りに知世の家に桜達は行く事なったのである。

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