今回から最終章スタートです！話の続きを観たい方は続きをお楽しみ下さい！＊この小説はオリジナルキャラを含みます！苦手な方はお控下さい！

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＜Honey&Maple～桜と紅葉～３＞

紅葉「ああ、もみじは幸せだなあ！/////あきらちゃんさえ、居てくれれば、もみじは何も、要らないよ～！ああ、し・あ・わ・せ！/////」

　紅葉はよっぽど、嬉しかったのか、一人で満足げにほほ笑んでいた。

輝「ああ、呆れた！はぁ～、もはや、言う言葉が見つからない！」

紅葉「ねぇ、そろそろ、帰ろ！あきらちゃん！」

輝「あ、ああ！でも、・・・椿さんに謝らなくて良いのか？」

紅葉「えっ！？い、/////良いのよ！あんな人！今度、近づいたら、ぜ、絶対に許さないんだから！解ってるの？椿さん！」

椿「いいえ、私にはわかりません！私はてる（この人の漢字の読み方が間違っている。正しくはあきら。）が大好きですから！」

　椿はストレートに自分の気持ちを言ったのだ。

輝「な、/////何だって？（本人は気にしていない。）」

椿「てるが大好きだと言ったんです！」

輝「な、/////何をおっしゃってるんですか？この前まではお友達だって、椿さんはおっしゃいましたよね？」

椿「ええ、言いました！でも、この前の事は水に流して下さい！」

輝「そ、/////そんな事、急におっしゃられても、困ります！」

椿「私だって、困りますよ！こんなに私が貴方を好きなのに、どうして、いけないんですか？」

輝「い、/////いや、どうして、いけないって聞かれても・・・」

紅葉「いけないません！あきらちゃんはあたしの物だから！駄目なの！駄目たら、駄目！」

小狼「帰るぞ！さくら！俺はコイツらには付き合ってられない！ウザ過ぎる！」

　小狼は怒って、自分の席を立ってその場を後にしようとした。が、桜に引き留められた。

桜「小狼君、怒っちゃ、やだよ！」

小狼「これが怒らずにいられるのか？さくらは！」

桜「だって、放って置けないんだもん！さくらだって、あの時、雨寺君と同じ気持ちだったもん！」

小狼「そんなに悩んでたのか？あの時の事！」

桜「うん！だからね、雨寺君の気持ち、わかってあげて！」

小狼「俺が悪かった！さくら、許してくれ！」

桜「わかってるんなら、良いよ！小狼君！」

　桜と小狼は仲直りしたのか、しばし2人は抱き合うのだった。

輝「少し/////考える時間を下さい！椿さん！さようなら、椿さん！」

　椿のもとを輝は立ち去った。

椿「ええ、てるの事、私は何時でも、待ってますから！さようなら、てる！」

　椿は名残惜しそうに輝の事を見送る。

輝「か、帰る！」

紅葉「ええ！？帰るの？」

輝「ああ、帰る！何度も言わせるな！い、/////いちいち、お、/////お前は纏わりつくな！鬱陶しい！」

紅葉「え～！酷いよ！あきらちゃん！」

輝（コイツは美人な容姿とは、裏腹に甘えん坊で世話のかかる奴だ！学校では美人で凛々しくてスポーツ万能と思われているらしいけど、僕は紅葉は凛々しくないと思う！実際、わがまま・意地悪・ショタコンだ！後、大食らいというのを付け加えて置く！）

「酷いのはお前の方だろ！馬鹿紅葉！」

紅葉「馬鹿？もみじは馬鹿じゃないもん！あきらちゃんの馬鹿！」

椿「フフフ、本当に御2人は仲宜しいんですね？」

輝・紅葉「べ、/////別に、な、/////仲良くなんかない！」

椿「本当にそうですか？」

　椿は輝と紅葉に問う。

輝・紅葉「ほ、/////本当！」

椿「御２人がそう言うなら、私は信じましょう！」

（私は多分、嘘だと思いますが、今は言うのを止めておきましょう！）

「では、私はこれで失礼します！てるの良いお返事を待ってます！それではさようなら！また、学校でお会いしましょう！てる！」

　椿はレストランを後にした。

紅葉「私は貴女と２度と会いたくないわ！それに後、私も、生徒会役員なのに！」

輝（仲悪いなんて、嘘だ！コイツのなんかのせいで僕が・・・、）

紅葉「どうしたの？」

輝「い、いや、何でもない！帰るぞ！」

紅葉「うん、帰ろ！あきらちゃん！」

小狼「ちょっと、待て～！お前ら！」

輝・紅葉「はい？」

　２人は小狼に呼び止められた。

続く・・・